沖縄で何千本も潜ったプロダイバー直伝!ダイビングライセンス取得の徹底比較
ダイビングライセンスとは
ダイビングライセンスはCカードとも言われており、多くの方がダイビングをするために取得されます。日本だけでなく世界中のダイビングショップやダイビングのお店でダイビングするために提示を求められます。今回は、沖縄をこよなく愛する私が沖縄だけでなく県外海外で何千本も潜りまくった経験を元に、初心者の皆様に向け、ダイビングライセンス取得にあたり、どこで取得するかについて徹底比較を行ってまいります。
ダイビングショップの特徴とメリットデメリット
ダイビングのライセンスを取得する方法は①地元の近くのダイビングショップ(都市型ダイビングショップ)で取得する。②海外のリゾートで取得する。③沖縄のダイビングショップで取得する。この3つが思い浮かぶ方が多いと思います。それぞれのショップに特徴がありメリットデメリットがあります。何がどう違うのか解説しますので、ご自身のショップ選びの参考にしてみてください。
①地元のダイビングショップ(都市型ダイビングショップ)で取得する場合
メリット
・ショップが近く、仕事帰りや、休日に気軽に行けるので楽。
・ライセンス取得後もショップが近所にあるので、ダイビングを継続しやすくアフターフォローが受けやすい。
・プール講習からスタートするショップが多く、安心感を得られる。
都市型ダイビングショップの場合設備が充実したところにあることが多く、また、都市から近くプール講習やカリキュラムなど細かいステップの講習が受けられるため安心して始めることができます。スタッフ数も多くダイビングだけでなくスポーツ全般を楽しむことができる環境が整っています。
デメリット
・ショップが近くてもダイビングする海のポイントが遠いことがある。
・アフターフォローが充実している分月額の費用がかかってしまう。
・設備が充実している分費用が大きくなってしまう。
設備が充実している分受講費用が高額なケースが多かったり、受講費用は安くても高額な器材をしきりに勧めてくるケースがあります。またショップの場所は近所で近かったとしても実際にダイビングする海のポイントまでが遠いケースがあり思った以上に時間がかかってしまうことがあります。
②海外のリゾートで取得する場合
メリット
・例え冬でも場所により真夏のような気候の中ダイビング講習が受講できる。
・海外でダイビングライセンスを取得できたという自信ができる。
・日本では見ることができない珍しい魚や海をみることができる。
デメリット
・日本語が通じない、または怪しいスタッフにあたる場合がある。
・現地までの旅費、時間がかかる。
・外国なので、何かあった場合でも日本の常識では対応してくれない。
海外でダイビングライセンスを取得する場合、日本ほど治安が良くない場合があるのが最も大きな注意点です。今は大分よくなっていますが、外国特有のボッタクる感はまだ根強い地域もあります。特にダイビングライセンス取得は料金が高くなる傾向にあります。日本では当たり前に無料のサービスでも海外では結構な料金がかかる場合があります。それでも、海外で取得できたという自信はとてもいいことだと思います。
③沖縄のダイビングショップで取得する場合
メリット
・沖縄は日本の中にある海外リゾート的な感じで気軽に行けるし年中暖かい。
・海外から見ても沖縄の海は格別の美しさ。
・遠浅で講習に適した海が多いため設備費用がかからず安くすることができる。
デメリット
・沖縄までの旅費交通費がかかる。
・だいたいのショップがプール講習がない。
・台風にあたる可能性がある。
沖縄は美しい海外リゾートが日本にあるというイメージです。沖縄の海は世界からも注目されるほど美しさは別格です。日本にあるということは、日本水準の治安の良さで過ごすことができ、また、何かの際にも日本の健康保険証や病院を使うことができます。これは海外に行って実感することですが、日本の治安の良さや病院・健康保険のサービスは半端ない安心感です。
また、基本年中暖かいですし、ダイビングに適した環境が整いまくってますので、設備費用をかけずに楽しむことができるのも沖縄の海の特徴です。現地までの交通費はかかりますが、LCCなどを利用すれば最安で往復1万円程度です。交通費、宿泊費、講習費用の合計と、都市型の講習費用で同じぐらいです。
プール講習に関しても、最初はプールと同じ様な波のない足のつく深さで練習しますし、結局はプールではなく、海でダイビングするので、よっぽど海が苦手でない限り影響はないでしょう。沖縄が好きなのでヒイキしてます^^でもホントです(笑)。
ダイビングライセンスを取得して充実のダイビングライフを
ダイビングライセンスを取得する一番の目的は、ダイビングのライセンスを生かしダイビングをしてダイビングそのものを楽しむことです。ダイビングの目的は人によって様々ですが、自由にダイビングを楽しむためにライセンス取得は必要不可欠なものになります。みなさんもダイバーデビューを目指して挑戦していただき、充実のダイビングライフを得てほしいと思います。