耳抜きのコツ!その①

ダイビングをするうえで避けて通れないテクニックの一つが耳抜きです!

潜行時に水圧の増加により鼓膜が内側に圧迫され、痛みや不快感が生じます。

それを防ぐのが耳抜きです!

この耳抜きが上手くいかない状態で潜行を続けると耳に激痛が走ります。

また我慢しつづけると、炎症を起こし、外耳炎や中耳炎になってしまします。

この耳抜き、できる人は簡単にできるんですが、できない人にとっては何をどうやればできるのかわからない…。

講習中に耳抜きのやり方も説明するのですが、中々コツがつかめないのか実際ダイビングになると上手くいかない方が稀にいらっしゃいます。

そんな方の為に、耳抜きのコツを何回かにわけてお教えします!

 

まず1回目の今回は耳抜きをする為の事前の準備について!です。

耳の鼓膜というのは、かなりデリケートな部分です。

普段の生活でも疲れや、ストレスが溜まると耳が聞こえづらくなったりする人もいるぐらいです。

ましてや、初めてダイビングする方なら尚更!経験した事もない耳抜きを成功させるには、鼓膜の状態、身体の状態をベストにしておかなければ
耳抜きが上手くいかないのは当然です!

とはいうもの、体験ダイビングに参加される方はダイビングだけを目的に沖縄に来ているわけではないので、ついつい沖縄の南国の雰囲気に流されて
ダイビング前日にお酒を飲み過ぎたり、夜遅くまで遊んでしまい、ダイビング当日は寝不足…。
という様なかたがいらっしゃいます。

これが耳抜きにとって最悪です。

さっきも言いましたが、ただでさえデリケートな部分の鼓膜。
体調が万全でない状態での耳抜きは中々上手くいきません。

また、到着後から講習に参加される方の中には、最寄りの空港が家から離れていて、ダイビング当日は3時起き…。
前日も仕事が忙しく、就寝したのは0時前で睡眠時間は3時間だけ…。
なんて方もいらっしゃいます。

これも耳抜きにとって最悪です。

沖縄にきてテンションがあがってしまうのもわかりますし、中々時間が取れない中過密スケジュールでライセンスを受講されに来るのもわかります。

でも、耳抜きが上手くいかないと、せっかくのダイビングができなくなってしまします。

お酒を飲むのはいつでも飲めます。
ダイビングの前日だけは、少しお酒を控えめにして、少し余裕をもったプランで睡眠をしかりとる様に心がけましょう!