水中カメラの写真って思ったより難しいよね。ダイビングあるある話

水中の絶景をバッチリ撮影したいが、魚も動くしカメラも動く

水面から降り注ぐ太陽の光。サンゴに群がる色とりどりの熱帯魚。水中を優雅に泳ぐ海ガメ。だれしも初めてのダイビングで潜る水中風景は忘れられないものです。そんな水中風景を思い出に残したいとみなさん自らデジカメでの撮影に挑戦されます。

しかし!みなさんから「デジカメの撮影って難しい!」「魚が動く!!」「人も動く!!」「カメラ動いてるよ!!」との声が上がってきます。言っときますが、カメラは動きません(笑)

 

カメラの性能は上がったもののやっぱり水中での撮影にはコツがあります。

昔は水中用のデジカメは高額でした。なぜかというとデジカメ本体+デジカメを水圧から守ってくれるカバー、ハウジングというものが必要でした。現在ではデジカメとハウジングのセットでも5万円程度で購入できます。むしろデジカメ本体だけでも20mぐらいまでの潜水が可能なものまで登場しちゃってます。カメラの性能はとっても上がっています。そのうち、水中ドローン的なものでの自動撮影もできるかもしれませんね。

ただ、カメラの性能は上がっているんですが、デジカメの撮影って最初はかなり難しいんです。カメラの液晶ばかり見ていると、自分がどの高さにいるのかわからなくなります。またいい写真を撮ろうと力が入りすぎちゃったり。結果、気づいたら水面まで浮いちゃったり、周りの人とぶつかったり。時にはカメラを覗いたまま沈んでいって、サンゴを破壊しちゃう人も…。

コツは中性浮力をマスターするのがもっとも良いですが、とにかく落ち着いて大きく周りを見るのが大事です。例えるなら漫画「バガボンド」の武蔵の見るともなく全体を見る!?ですね(汗)。まあ、20本ぐらいダイビング経験が出てくると自然と身についてきますのでご安心を。